
行政書士紹介
千葉県出身。大学卒業後、プロ家庭教師→個別学習塾代表→NPO法人代表→牧師を経て、行政書士登録。行政書士上杉燈歩事務所を開所。
主に栃木県北部と福島県会津地方を中心に活動しています。各種公益法人の理事、監事、地方公共団体主催の創業セミナー講師等の活動も行っております。地域活性につながる起業・創業、事業成長、許認可、資金調達サポートが得意分野です。
地方を支える事業者様と地域の子どもたちの笑顔をサポート!行政書士であり、ときどき牧師のYo-zan(よーざん)です!宜しくお願いいたします。
行政書士事務所開業の想い
あなたの口を開いて弁護せよ。ものを言えない人を。犠牲になっている人の訴えを。あなたの口を開いて、悩んでいる人や貧しい者の権利を守れ。(聖書・箴言31:8)
寄る辺無き孤独の渦中にある子どもたちの幸せを願う人たち。
地域に根ざし、地元企業として地域の課題解決とこれからの発展に貢献していきたいと願う人たち。
そのような方たちの願いはとても尊いものです。
私は、そのような人たちの、時には消えてしまいそうな小さな声を守り、その声と共に歩みたい。行政書士として、地域の子どもたち、仲間たちの声なき声を、言葉にし、文字にし、日常の当たり前の中にある幸せを、微力でも、思索と行動で支える存在になりたい。
善意としてこの働きに従事するのではなく、人間一人一人に与えられている人権という権利を守り、それを支える助っ人でありたい。
「想いにカタチを」そのような思いから、行政書士事務所を開業いたしました。
事務所の名前である「燈歩」には、「暗きところにこそ燈火を~暗闇の中、足元を照らす燈となり、その歩みの一歩一歩を助ける事務所でありたい」という願いを込めました。
長めの自己紹介
幼稚園時代は幸せでしたが、小学校時代では勉強がしたいのに学級崩壊を経験し、中学時代では守ってくれるはずの先生が指揮を執る、「みえない君」扱いの無視をされ、居場所を見いだせない経験もしました。けれど、そんな中、近所のおばさんが助け舟を出してくれて救われたりもしました。高校時代はラグビー部に入部し、仲間と花園を目指しました。高校最後の試合は引き分けの末、ジャンケンに負けて終わりました。高校の校長先生は今でも忘れられない先生です。中学の時の暗黒時代のことを知ってか知らずか、先生は居場所のなかった私に居場所を与え、手を差し伸べてくれた人でした。中央大学経済学部国際経済学科を卒業後、学生時代からアルバイトで携わっていた大手の家庭教師派遣会社の専属スタッフとなり、その後、個人事業主として独立し、プロ家庭教師として働いていました。
しかし、家庭教師は各生徒の家庭に赴く必要があるため、移動時間がネックとなり、生徒数も限られていました。そこで、当時はまだほとんど存在していなかった個別指導塾の形態を大手塾に提案し、その案が採用され、大手学習塾のバックアップをうけつつ、個別指導専門の学習塾を立ち上げ、運営面にも従事しました。当時の学習塾業界は、まだ一斉授業が中心だったので、個人・個別指導の丁寧な学びを受けられることが評判を呼び、生徒数も増えていきました。教える側のメリットとしても移動コストが削減でき、その分、より多くの生徒に学びの機会を提供するシステム作りに貢献しました。
塾を運営する中でさまざまな環境にいる子どもたちやそのご家族の方々と接する機会も増え、多くの問題にも接してきました。
一つは、親子間での不協和音。「親が望む進路を自分は希望していない…でも、親の期待に背くことへの罪悪感や恐れがある。自分の本音を親に言えなくて苦しい。」といった子どもたちの声。その一方、親御さんは「長引く不況の中で、子供の将来が不安。最低限の学歴という保証を我が子に手にさせてあげたい。安定した職に就いてほしい。」という願い。そんな親子間の想いの違い狭間に苦しむ子どもたちの姿もありました。親子間での対話が成立せず、子どもが居場所をなくしていしまっている。孤独であり、その寂しさをずっと一人で抱えている子どもが多い。そのような状況でした。
また、困窮家庭やネグレクト家庭といった問題もありました。塾に来ている子たちが話してくれた、家庭が貧しく、三食まともに食べることが難しい現状にある友だちの存在。また、親が何日も帰ってこないで、子どもたちだけで生活しているネグレクト状態の家庭に育つ友だちの存在。子どもたちとの会話から、想像を超える苦難の渦中におかれた子どもたちの存在を知りました。
塾で出会った子どもたちの言葉がきっかけとなり、弱い立場におかれた子どもたちの、生きづらさを抱えつつなんとか生活している、そんな子どもたちの人権を守り、環境を改善し、一人一人が大切にされることを目指す社会活動としてのNPO法人を設立しました。
活動を具体的に進める中で見えてきたのは、必要な公的支援を受けることができるにも関わらず、支援を受けずにいる家庭が多く存在したことです。支援を受けることによって、経済状況が今よりも安定し、抱えてる様々な問題が解消していく事例もありました。「なぜ、公的支援を受けられるのに、実際は支援を受けている家庭が少ないのか?」と疑問に思い調査していくと、「必要な方々に情報が行き届いていない」ことが原因としてあること。また、「公的支援があると知っていても手続きの仕方がわからない。」という二重の課題を抱えていました。
公的機関が情報を提示しても、生活が困窮している家庭では、生活することに精一杯で、その情報をつかむ時間や精神的余裕もなくなっているのが多くの現状です。公的機関の側も決して情報提示を怠っていたわけではないのですが、実際の現場、実際の家庭環境や社会状況が、予想以上に悪化していることに気が付けない状況も相重なり、情報を発信する側と受け取る形で上手くマッチングしていない状況でした。
また、この問題は、一筋縄ではいかない部分も多くありました。必要な情報を届けることはできたけれど、生活が困窮している家庭の多くは、社会への失望から、社会に対して信頼がない家庭が多く、こちらの声に耳を傾けることが難しくなっているという現状でした。困窮状況が悪化すると同時に、社会との接点を極力なくそうとしていき、ますます追い詰められていくという現況でした。
このような、学習塾とNPO法人運営の経験から、生きづらさを抱える子どもたちの現実に出会い、その原因の多くは、長引く不況が起因していることも多いと痛感しました。また、なにより、自分自身も生きづらさを抱えた子どもの一人でした。さまざまな問題・課題を見て感じたものとして、これらの社会問題に具体的に取り組んでいきたいと思いました。
そのように志したのは当時まだ20代でした。具体的に社会問題に取り組もうとしたとき、何か自分の中に大きく欠けているものがあることを感じました。私自身の場合は、その欠けがなんであるのか、聖書の言葉との出会いでそのことが明確になりました。聖書が語ることの多くは、声を出せないくらいに困窮し、弱り、苦しんでいる人々の立場からの言葉が記されていて、また、そんな人たちのために何ができるのか…聖書には、この社会問題に対する多くの知恵が記されていることを知り、聖書を深く学ぶことが必要な人に届くための一歩だ…という思いで、聖書神学を学ぶために神学校に入学し、徹底して聖書神学を学びました。
後に、牧師となり、そこでも複雑な苦難にある人々の声を聞く機会がありました。困窮とはまた対極の、経済的には恵まれている状況にある経営者であっても、不安定な社会状況の中で、精神的ストレスを抱え、とても苦しい状況におかれた立場の人。また、妊娠・出産・育児で大変な状況であるにも関わらず、男性的視点から組み立てられた労働条件下で、睡眠を削らないとやっていけない、心身共にぎりぎりの状況に追い詰められる女性たち。時には育児においても苦しみを覚え、大切なわが子と向き合えない悲しみが怒りとなってギリギリの状態で生活する女性など。さまざまな環境で、さまざまな立場の人たちが多くの苦しみを抱えている現実を知りました。
そして、そこでもまた(前述した)同じような課題が浮き彫りとなったのです。それは、
「公的支援を利用すれば、その状況を乗り越えることできるのに…」という現場でした。公的支援はとても充実しているので、苦しい状況をしっかりと官公庁に届けることができれば、経済的な状況だけでなく、メンタルヘルスや職場環境改善につながる状況を築くことができます。
しかし、この情報を取りに行くだけの余力がないほど苦しい状況にある方は、実際とても多く、また情報を知っていても、縦割り行政の影響で、窓口がどこかわからなかったり、たらいまわしにされたりで、申請を断念してしまうケースがあります。または、窓口がわかっても申請書類作成に至るために受ける説明の言葉が難解で理解できず、申請を断念するケースが多いこともわかりました。特に、一度、申請を断念すると心が折れてしまい、二度と官公庁に足を運びたくないと思う方も多くいらっしゃることもわかりました。
教会の牧師として、様々な悩みを聞ける立場であることは大切なことでしたが、さらに一歩踏み込んで、具体的な行政への手続きなどもお手伝いできないか?また、手続きをした上で今後どうのように生活状況や経営状況を改善できるかなど、具体的な方向性を共に見い出すお手伝いができないか?と錯誤する中、大学時代に取得していた行政書士の資格を活かし、牧師としてはフリーに近い立場で活動し、メインは行政書士として活動しながら、多くの社会問題、特に、苦しい家庭環境に居る子どもたちの生活や学びのために。また、経営者の方々の経営環境を改善するための働きに従事したいと強く感じ、〔行政書士上杉燈歩(とうぶ)事務所〕を立ち上げ、活動するに至りました。
まだまだ、至らないところもありますが、現在は、複数の法人で理事・幹事を兼任する傍ら、子どもや家庭状況の改善に取り組むNPO法人の設立にも携わっています。また、キリスト集会における教師としても活動しています。